アルミ溶接は機械化が進んでいるとはいえ、職人の経験・技術がものを言います。
当社では、職人全員が熟練の技術を活かして、溶接技術も安全に、素早く正確に、
美しく頑丈にするよう心がけています。 板厚1.2ミリから20ミリまでも溶接可能です。
アルミ溶接時の加熱によるアルミの歪みにも長年付き合っておりますので、その
経験もいかんなく発揮します。
TIG溶接は、Tungsten Inert Gas Arc溶接の頭文字をとったもので、不活性ガスとして
アルゴンガスを使用します。タングステン電極とアルミ部材との間にアークを発生させ、
そのアーク熱によりアルミ部材および溶接棒(アルミ)を溶融して接合する方法です。
MIG溶接は、Metal Inert Gas Arc溶接の頭文字をとったもので、アルゴンガスを使用
します。TIG溶接と異なり、電極となるワイヤ(アルミ)を連続的(自動送給)に溶接部に
送り、その先端とアルミ部材との間にアークを発生させ、そのアーク熱によりアルミ部材と
ワイヤーを溶融して接合する方法です。
2本の電極にはさまれた板の中央部が通電による抵抗熱で溶融され、ナゲットを形成して
接合される方法です。